よくあるご質問

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エアコンはないとダメですか?ずっとつけておかないといけないの?

1年中、季節に関わらず安定して栽培するには空調での温度管理が必要です。セラ・ファームの栽培室は常時空調で温度管理を行います。

栽培室の温度や湿度はどのくらい?

だいたい温度20℃前後、湿度60%前後で管理します。(栽培する品目によります)

電気はずっと点いているの?

太陽光の代わりとなる栽培照明LEDは、24時間ずっと点ける必要はありません。タイマーで一日だいたい10~15時間くらい点灯させます。(栽培する品目による)
電力会社の契約内容により、電気料金の安い夜間に点灯させるなどの調整も可能です。

加湿器、除湿器は必要ですか?

加湿器は必要ありません。植物からの蒸散により(部屋の広さや植物の量にもよる)栽培室の湿度は高くなります。
最適な湿度に保つため、特に冬期は室内の結露を防ぐための除湿器が必要です。除湿器はセラ・ファームの設備に含まれています。

停電した時はどうなるの?

数時間程度の停電であればすぐに野菜が枯れることはありません。
停電復旧後は、栽培照明とエアコンは自動で復旧するよう設定します。その他の機器(除湿器やタイマーなど)は手動で再運転、再設定します。

どのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか?

水の循環がなく大きな栽培装置がないため、特別なメンテナンスは不要です。日常的な栽培資材の洗浄作業や清掃以外は、定期的なエアコンや除湿器のフィルター清掃が必要です。

虫はつきませんか?

基本的に栽培室内に虫はいません。虫が入り込まないように入室ルールや設備を設けています。ですが100%絶対に虫が入らない…とも限りません。持ち込まないことが一番ですが、万が一虫が入ってしまった場合は、早期発見ができるような対策もしています。

虫が入ってしまったらどうなるの?

発生程度によって対応は変わります。
早期に発見できて虫の被害範囲を抑えられている場合は、ケース単位の栽培という特色を生かし、対象の栽培ケースを撤去することで対応します。
広範囲に虫が大量繁殖してしまった場合は、全撤去してリセットしてから1から栽培することもひとつの方法です。

セラ・ファームの導入にあたり準備するものはありますか?

栽培に必要な資材などは栽培キットとしてセラ・ファーム一式に含まれています。
栽培環境を整えるために必要な栽培室の工事(電気容量、空調、断熱など)はお客様側にてお願いしております。工事の仕様などは弊社よりご案内します。

どんな作業があるの?

種まき→移植→液肥の補充→収穫→栽培資材の洗浄が一通りの栽培の流れです。出荷形態に応じて、収穫した野菜は袋に梱包します。また、栽培室の清掃も日々の重要な管理です。

365日ずっとお世話が必要ですか?

毎日のお世話は不要です。週に1回以上の管理作業は必要で、あとは栽培量と栽培品目によって作業量が変わります。長期休暇などは、1週間以内程度であれば管理しなくても大丈夫です。

栽培は素人で不安ですが大丈夫ですか?

はい、ご安心ください。土づくりや天候が影響する露地栽培と違って、作業はマニュアル化されています。冊子と映像のマニュアル教材に加えて、弊社スタッフより技術指導も実施し、その後もメールや電話等でフォローいたします。これまでの導入事例でも、学生アルバイト、パート主婦など農業初心者の方々に作業、管理いただいています。

技術指導って何するの?

1. 事前研修および 2. 現地研修があります。

  1. 事前研修では、京都の精華研究所にて1日で種まき~収穫までの一連の栽培作業をレクチャーします。
  2. 現地研修では、完成したセラ・ファーム現地にて、種まき→2週間後に再訪して移植→〇週間後に収穫…といった形で、事前研修の復習をしつつ作業を一緒におこないます。現地研修は通常3~5回程度です。

導入後のアドバイスや指導などは定期的にお願いできますか?

技術指導終了後は、電話やメールでの対応はいつでも受け付けております。現地訪問する場合は有料(指導料および交通費)にて対応させていただきます。

どんな野菜が栽培できますか?

詳しくは「栽培事例」をご覧ください。
この他に栽培したい作物がある場合でも、ご遠慮なくお問い合わせください。

セラ・ファームの栽培に適した植物/適さない植物は?

おすすめはハーブ、エディブルフラワー(食用花)です。バジル、パセリなどのハーブは、連続的に長期間収穫でき、手間も少なくオススメです。エディブルフラワーも(種類にもよりますが)次々と花が咲いて長期間収穫できます。これらは販売時の単価が高く採算性に優れています。また、水洗いすると香りを損なったり花びらが傷んだりするため、洗わずに食べられるというメリットがあります。その他、水菜、リーフレタス、小松菜などといった葉野菜は需要が多くよく育てられます。
難しいのは、果樹などの木で育てるものです。また、育つのに時間がかかるが一回の収穫で終わってしまうもの(キャベツや白菜、人参や大根など)も効率の観点からおすすめしません。すべての植物で栽培室に虫を持ち込まないように、苗から育てるのではなく種から育てられるものを推奨しています。

野菜の栽培期間を教えてください。

栽培品目によります。リーフレタスや水菜などの葉物は、種まきから1か月半程度で収穫します。
連続収穫するハーブの場合、バジルを例にすると、種まきから1か月半~2か月で収穫を開始し、その後半年~1年程度収穫を続けることができます。

種は特別な種ですか?市販のものでよいですか?

市販されている種で問題ありません。

栽培ケースに入っているのは水ですか?

液体肥料です。ただの水ではなく、植物が生育するために必要な養分が入っています。セラ・ファーム用の濃縮液を水で希釈して使います。場合により、育てる野菜の種類で配合(濃度)を変えることがあります。

無農薬ですか?

はい、栽培中農薬不使用です。

水耕栽培の野菜は味が薄いイメージがあるのですが。

セラミック栽培の大きな特徴は、「常に植物の根が空気に触れており吸水ストレスがかかっている」ということです。吸水ストレスにより野菜の味や風味が良くなったり、糖度が高くなったり、辛みが強くなったりといった効果が得られます。特にハーブなどは、香りの特徴が分かりやすいかと思います。また、セラミック栽培野菜はえぐみが少ないため、野菜が苦手なお子様でも食べやすいなどのお声をよく頂戴しています。

畑の野菜と比べて栄養がなさそう。

野菜の主な栄養素であるミネラルは、液体肥料によって調整することができます。肥料に含まれるミネラル量がそのままダイレクトに野菜の含有量に影響しやすく、液体肥料を濃くすることで高ミネラル野菜を作ることも(逆に減らすことも)可能です。また病害虫や雑草の被害がないため、安定した栄養価の野菜を生産できます。畑よりも栄養価が低いということはありませんのでご安心ください。

セラ・ファームで作った野菜を食べてみたいのですが。

是非一度お召し上がりいただき、味や風味をご体感いただければと思います。試食用のお野菜を郵送させていただきますのでお気軽にご連絡ください。

導入の最小単位は?どのくらいのスペースが必要?

セラ・ファームの基本となる栽培キットモジュール(栽培棚)の大きさは、幅が1215mm、奥行460mmです。設置する棚数はスペースや作業人数、収穫量に応じて自在に決めることができます。

導入コストを教えてください。

セラ・ファームは完全オーダーメイドです。栽培棚は何棚置けるか、エアシャワーは設置するか、作業室はどうするか・・・お客様それぞれのご要望に合わせて設計させていただきます。まずは、導入予定地の図面、あるいはおおよその広さなどをヒアリングした上で導入コストを算出させていただきます。
参考までに、過去の導入事例では栽培室面積約10m²(6棚)で450万円前後程度(栽培室工事費用が別途必要)です。

まずは小規模から試して、後から増設することは可能ですか?

はい、可能です。栽培キットモジュール(栽培棚)単位の栽培システムですので、1棚ずつ簡単に増設いただけます。
増設分のコンセントや電気容量、スペースなどはご留意いただく必要があります。

セットでは無くばら売りは可能ですか?

セラ・ファームの基本となる栽培キットモジュール(栽培棚)単位での取り扱いとなります。セラミック単体での販売は行っておりません。

個人でも購入可能ですか?

はい、可能です。お気軽にお問い合わせください。

栽培して育てた野菜はどこに売れば良いのですか?

お客様それぞれで販路開拓されています。過去の事例では、スーパーやコンビニなどの産直コーナー、八百屋で販売、ホテルやレストランに出荷、事業所で販売、グループ内の給食で使用するなどされています。また、キッチンカーは水道設備が十分ではないため清浄なセラミック野菜と相性が良く、重宝いただいています。

実際導入している施設の見学やヒアリングは可能ですか?

施設によっては可能です。一度ご相談ください。
京都府精華町にある研究所はいつでも見学可能なので、お気軽に問い合わせください。