
たんぽぽ共同作業所様
静岡県磐田市で長らく事業をおこなっておられる社会福祉ひつじ様の「たんぽぽ共同作業所」が2025年4月同市内に新築移転するのを機に、セラ・ファームを導入いただきました。
この施設は、国の社会福祉施設等施設整備費補助金、磐田市社会福祉施設等施設整備事業費補助金を得て建設される運びとなったものです。
新築のため設計段階からセラ・ファームを中心に計画いただき、非常に規模の大きな栽培室となっています。
施設のレイアウトと栽培室
移設にあたり、単なる障害者の就労支援施設を建設するのではなく、「セラミック栽培」を行うための施設を作ることを目的として整備事業を進めていただきました。
棚数が78棚と多いため、栽培室は3つに分けました。それぞれの部屋で、温度や日長などの栽培環境を変えて設定できます。
また、栽培室の一部に吹き抜けを作り、2階から栽培室の中が見えるようにしました。
吹き抜け
栽培室の一部に吹き抜けと窓を採用することで、2階の廊下から栽培室を覗くことができます。
クリーンルームとして管理している栽培室内に入らなくても、いつでも中の様子がわかります。
いつも皆さんに野菜の成長を見守ってもらっています♪
2階吹き抜け窓からの様子
普段栽培作業に関わっていない利用者様も日々の野菜の成長を体感いただけて、さらに中で作業をしている方や温度などの栽培環境なども確認できます。
また、来客があった時の見学対応にも便利です。
非常に明るく、グリーンが茂るとインパクトがあります!
前室とエアシャワー
作業室に入る前の「前室」で作業用のクリーンウエアに着替えます。
さらにエアシャワーを設けることで、この先のクリーンルームに虫が入るのを防ぎます。
このようにして栽培中農薬不使用の安心安全な野菜を作っています。
施設内の給食に
作業所内の厨房で毎日手作りの昼食を提供されているたんぽぽ共同作業所様。
こちらは採れたてのリーフレタスを使ったサンドイッチです。
利用者の皆様に鮮度抜群のフレッシュな野菜を味わっていただいています。